- Maximum Lifetime(最大ライフタイム) :リフレッシュトークンまたはリフレッシュトークンファミリーのライフタイムを設定します。設定後、ユーザーが新しいアクセストークンを取得するには、認証し直す必要があります。この設定を無効にすると、最大ライフタイムが無制限になります。
- Idle Lifetime(アイドルライフタイム) :ユーザーが一定期間にアプリケーションでアクティブでない場合、発行されたリフレッシュトークンのアイドルライフタイムが期限切れになるようにします。
Dashboardを使用する
- [Dashboard]>[Applications(アプリケーション)]に移動します。
- 構成したいアプリケーションを選択します。
- [Settings(設定)] タブに移動します。
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[Refresh Token Expiration(リフレッシュトークンの有効期限)] で、[Set Idle Refresh Token Lifetime(リフレッシュトークンのアイドルライフタイムを設定する)] を有効にします。有効にすると、リフレッシュトークンは指定されたリフレッシュトークンのアイドルライフタイムによって期限切れとなり、それ以降はトークンが使用できなくなります。ローテーションが有効な場合は、ライフタイム期限を設定する必要があります。
- [Idle Refresh Token Lifetime(リフレッシュトークンのアイドルライフタイム)] を秒単位で入力します。リフレッシュトークンは指定された期間が過ぎると期限切れとなり、新しいアクセストークンの取得に使用できなくなります。ローテーションが有効な場合には、リフレッシュトークンのアイドルライフタイムも新しいトークンの取得に適用されます。
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[Idle Refresh Token Lifetime(リフレッシュトークンのアイドルライフタイム)] を秒単位で入力します。リフレッシュトークンは指定された期間が過ぎると期限切れとなり、新しいアクセストークンの取得に使用できなくなります。ローテーションが有効な場合には、リフレッシュトークンのアイドルライフタイムも新しいトークンの取得に適用されます。
ライフタイム 値 デフォルト 2,592,000秒(30日) 最小 1秒 最大 31,557,600秒(1年) うるう年を考慮して、1年は365.25日と計算されます。 - [Inactivity Expiration(非アクティブ有効期限)] を有効にします。有効にすると、リフレッシュトークンは指定された非アクティブ有効期限で期限切れとなり、それ以降はトークンが使用できなくなります。
- [Maximum Refresh Token Lifetime(リフレッシュトークンの最大ライフライム)] を秒単位で入力します。リフレッシュトークンが指定された期限内に交換されない場合には、リフレッシュトークンが期限切れとなり、新しいアクセストークンの取得に使用できなくなります。有効期限は、リフレッシュトークンが期限内に新しいアクセストークンと交換されるたびに更新されます。
- [Inactivity Expiration(非アクティブ有効期限)] を有効にします。有効にすると、リフレッシュトークンは指定された非アクティブ有効期限で期限切れとなり、それ以降はトークンが使用できなくなります。
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[Maximum Refresh Token Lifetime(リフレッシュトークンの最大ライフライム)] を秒単位で入力します。リフレッシュトークンが指定された期限内に交換されない場合には、リフレッシュトークンが期限切れとなり、新しいアクセストークンの取得に使用できなくなります。有効期限は、リフレッシュトークンが期限内に新しいアクセストークンと交換されるたびに更新されます。
ライフタイム 値 最小 1秒 最大 31,557,600秒(1年) - [Save Changes(変更の保存)] をクリックします。
Management APIを使用する
絶対ライフタイムと非アクティブ有効期限の設定は、Management APIの/api/v2/clients/エンドポイントのペイロードで構成することができます。下の例では、ローテーションされないリフレッシュトークンの有効期限を設定します。サポートと制限事項
- リフレッシュトークンの絶対タイムアウトは発行時に決められ、ライフタイムを通して固定されたままになります。対照的に、アイドル有効期限は現在の設定を反映し、リフレッシュトークンの交換が成功するたびに更新されます。
- アプリケーションにリフレッシュトークンの最大ライフライムを構成すると、そのアプリケーションが発行した有効期限のないリフレッシュトークンは、リフレッシュトークンの交換が成功した後、有効期限を持つリフレッシュトークンに変わります。
- 有効期限のないリフレッシュトークンが有効期限を持つリフレッシュトークンになると、有効期限のないリフレッシュトークンには戻せません。
- オプトイン方式でリフレッシュトークンの有効期限の機能を使用することができます。手順や処理は一切必要ありません。既存のリフレッシュトークンに影響はありません。
- 1年の制限を超える(最長5年まで)必要がある場合は、延長させることもできます。詳細については、Auth0のテクニカルアカウントマネージャーまでお問い合わせください。
- リフレッシュトークンの有効期限は以下のフローで動作します。
- Auth0 SDKはすべて、リフレッシュトークンの有効期限に対応しています。
- リフレッシュトークンの有効期限機能は、OAuth 2.0 Security BCP recommendationsに準拠しています。
OAuth BCPでは、ブラウザーベースのアプリケーションに対して発行されたリフレッシュトークンに有効期限があること、送信者に対して制約を設けるか、各要求でトークンをローテーションさせることが求められます。そのため、SPAは、デフォルトでローテーションを行い、無期限のリフレッシュトークンを サポートしていません。