nonce
クエリ文字列パラメーターとして認可要求に含めて送信され、Auth0からのIDトークン応答に含まれます。そうすることで、アプリケーションはAuth0からのIDトークン応答と当初の認証要求を相互に関連付けることができます。
ノンスを含める場所については、「フォームPOSTを使用した暗黙フローでログインを追加する」を参照してください。
cross-origin認証を使用している場合は、Auth0.jsが
state
パラメーターとnonce
パラメーターを管理します。暗号的にランダムのノンスを生成する
暗号的にランダムのノンスを生成するには、1つの方法としてNano IDなどのツールを使用することができます。ただし、ツールとJavaScriptコードをバンドルする必要があります。それが不可能な場合には、最新のブラウザーがWeb Crypto APIを使用して暗号的に安全なランダムの文字列をノンス用に生成できることを活用することができます。要求間でノンスを保持する
生成されたノンスは、以下の方法を使って、Webアプリケーションで保持されなければなりません。HttpOnly
セッションクッキー- HTML5のローカルストレージ値
IDトークンを検証する
Auth0がIDトークンで応答したら、このトークンを通常通りに検証してデコードする必要があります。nonce
クレームには、要求で送信したのと完全に同じ値が含まれていなければなりません。そうでない場合には、アプリケーションが認証を拒否する必要があります。