GET /api/v2/users
エンドポイントを使うと、ユーザーのリストを取得できます。このエンドポイントを使用すると、次の操作を実行できます。
- さまざまな基準に基づいて検索する
- 返されるフィールドを選択する
- 返された結果を並べ替える
要求例
ユーザーを検索するには、/api/v2/users
エンドポイントにGET
要求を送信します。要求にはManagement APIのアクセストークンが含まれている必要があります。検索クエリをq
パラメータに渡し、search_engine
パラメータをv3
に設定します。
たとえば、メールアドレスがjane@exampleco.com
と完全一致するユーザーを検索するには、q=email:"jane@exampleco.com"
を使用します。
クエリの例
以下の例は、を使用して実行できるクエリの種類を紹介するものです。ユースケース | クエリ |
---|---|
名前に「john」を含むすべてのユーザーを検索する | name:*john* |
名前が「jane」と一致するすべてのユーザーを検索する | name:"jane" |
名前が「john」で始まるすべてのユーザーを検索する | name:john* |
名前が「jane」で始まり「smith」で終わるすべてのユーザーを検索する | name:jane*smith |
メールアドレスが「john@exampleco.com」と一致するすべてのユーザーを検索する | email:"john@exampleco.com" |
OR を使用して、メールアドレスが「john@exampleco.com」または「jane@exampleco.com」と一致するすべてのユーザーを検索する | email:("john@exampleco.com" OR "jane@exampleco.com") |
メール検証されていないユーザーを検索する | email_verified:false OR NOT _exists_:email_verified |
user_metadata のフィールド名がfull_name で値が「John Smith」のユーザーを検索する | user_metadata.full_name:"John Smith" |
指定された接続からのユーザーを検索する | identities.connection:"google-oauth2" |
ログインしたことのないすべてのユーザーを検索する | (NOT _exists_:logins_count OR logins_count:0) |
2018年よりも前にログインしたすべてのユーザーを検索する | last_login:[* TO 2017-12-31] |
最終ログインが2017年12月であるすべてのユーザーを検索する | last_login:{2017-11 TO 2017-12] , last_login:[2017-12-01 TO 2017-12-31] |
ログイン回数が>= 100、かつ、<= 200であるすべてのユーザーを検索する | logins_count:[100 TO 200] |
ログイン回数が>= 100であるすべてのユーザーを検索する | logins_count:[100 TO *] |
ログイン回数が>100、かつ、<200であるすべてのユーザーを検索する | logins_count:{100 TO 200} |
メールドメインが「xampleco.com」と一致するすべてのユーザーを検索する | email.domain:"exampleco.com" |
制限事項
エンドポイントは、クエリに一致するユーザーがさらにいる場合でも、最大50人のユーザーを返します。 50人を超えるユーザーを返す必要がある場合は、page
パラメータを使用して、より多くの結果ページを表示します。各ページには50人のユーザーが含まれます。たとえば、&page=2
を指定して51~100人目の結果を表示し、&page=3
を指定して101~150人目の結果を表示するなどできます。ただし、このエンドポイントは、ページを使用しても、同じ検索条件で合計1000人を超えるユーザーを返すことはありません。
ユーザー検索エンドポイントでインデックス作成、クエリ、返却できるユーザーデータには1ユーザーあたり1MBの制限があります。1MBを超えるカスタムメタデータにこれがどのように影響するかについては、「メタデータフィールド名とデータタイプ」を参照してください。オーバーサイズのユーザープロファイルについては、すべてのユーザー属性を取得するために、ユーザー取得エンドポイントを使用する必要があります。
すべてのユーザーを完全にエクスポートする必要がある場合は、エクスポートジョブまたはユーザーインポート/エクスポート拡張機能を使用します。
エラー414 Request-URI Too Large
(要求のURIが長すぎる)が発生した場合は、クエリ文字列がサポートされている長さを超過していることを意味します。その場合には、検索を絞り込みます。
このエンドポイントを次の目的に使用することはお勧めしません 。
- 即時一貫性が必要な操作。代わりに、メールでのユーザー取得エンドポイントまたはIDでのユーザー取得エンドポイントを使用してください。
- ユーザーのエクスポート。代わりに、ユーザーエクスポートエンドポイントを使用してください。
- 認証プロセスの一部としてユーザー検索が必要な操作。代わりに、メールでのユーザー取得エンドポイントまたはIDでのユーザー取得エンドポイントを使用してください。
- メールでのアカウントリンクのユーザー検索。代わりに、メールでのユーザー取得エンドポイントを使用してください。