前提条件
始める前に、認可拡張機能で使用できる既存のアプリケーションがあることを確認してください。以下の種類のアプリケーションを使用することができます。- ネイティブアプリ
- 通常のWebアプリ
- シングルページアプリ
拡張機能をインストールする
- [Auth0 Dashboard]>[Extensions(拡張機能)]に移動します。
- [Auth0 Authorization(Auth0認可)] を選択して、インストールのプロンプトを処理します。
- データを保管したい場所を[Webtask Storage(Webtaskストレージ)]または[Amazon S3 bucket(Amazon S3バケット)]から選択します。

この拡張機能をインストールすると、アカウントにauth0-authzアプリケーションが作成されます。 このアプリケーションは絶対に編集・削除しないでください。 このアプリケーションは、拡張機能をアンインストールすると自動的に削除されます。

Webtaskストレージ
拡張機能はデフォルトでWebtaskストレージを使用します。データの上限は500 KBです。これは以下に相当します。- 1000のグループと3000人のユーザーで、それぞれのユーザーが3つのグループのメンバーである
- 20のグループと7000人のユーザーで、それぞれのユーザーが3つのグループのメンバーである
Amazon S3
ストレージプロバイダーとしてAmazon S3を使用することもできます。Amazon S3はファイルベースのストレージプラットフォームで、並列書き込みを行います。これが問題となる場合もありますが、拡張機能のストレージロジックはこれを考慮しようとします。ただし、グループ、ロールや権限の作成を自動化する場合には、APIを順次に呼び出すことが推奨されます。この拡張機能は、性能面で制限があるため、大規模なデータセットでの使用には適していません。データストレージにAmazon S3を使用する前に、意図した運用での性能をテストし、確認することをお勧めします。S3に追加されるデータが増えるにしたがって性能が低下する可能性もあります。
- S3バケットを作成します。
- IAMユーザーを作成し、そのユーザーのキーIDを取得します。
- IAMユーザーのポリシーを作成して、IAMユーザーがバケットを変更できるようにします。