ユーザーのアクセス許可を直接追加することは、Role-based Access Control(RBAC)の利点が活用できないため一般的には推奨されません。
前提条件
- Role-based Access Control(RBAC)を正しく動作させるには、DashboardまたはManagement APIを使用してAPIを有効にしなければなりません。認可コア機能は、認可拡張機能とは異なります。比較については、「認可コアと認可拡張機能」をお読みください。
- DashboardでAPIをセットアップします。
- 権限は事前に定義された値から選択されます。権限のリストが空白の場合は、APIに権限を追加してください。
Dashboard
ユーザーに権限を割り当てる方法は2つあります。[Users(ユーザー)] リストからユーザーを選んで権限を割り当てるか、各ユーザーの [User Details(ユーザー詳細)](ユーザープロファイル)ページに移動して、[Permissions(権限)] タブで権限を選んで割り当てることができます。ユーザーリストで権限を割り当てる
- [Dashboard]>[User Management(ユーザー管理)]>[Users(ユーザー)]に移動します。
- 変更したいユーザーの横にある
[...]
をクリックし、[Assign Permissions(権限の割り当て)] を選択します。 - 権限の割り当てに使用するAPIを選択し、ユーザーに割り当てる権限を選択してから、[Add Permissions(権限の追加)] をクリックします。
ユーザープロファイルで権限を割り当てる
個人のプロファイルページからユーザーに権限を割り当てることもできます。- [Dashboard]>[User Management(ユーザー管理)]>[Users(ユーザー)]に移動し、ユーザー名をクリックして表示します。
- [Permissions(権限)] タブをクリックし、[Assign Permissions(権限の割り当て)] をクリックします。
- 権限の割り当てに使用するAPIを選択し、ユーザーに割り当てる権限を選択してから、[Add Permissions(権限の追加)] をクリックします。
Mangement API
POST
呼び出しをユーザー権限割り当てエンドポイントに対して行います。USER_ID
、MGMT_API_ACCESS_TOKEN
、API_IDENTIFIER
、PERMISSION_NAME
のプレースホルダーをそれぞれユーザーID、Management APIのアクセストークン、API識別子、権限名に置き換えます。
値 | 説明 |
---|---|
USER_ID | 権限を割り当てたいユーザーのID。 |
MGMT_API_ACCESS_TOKEN | update:users のスコープを持つManagement APIのアクセストークン。 |
API_IDENTIFIER | 指定のユーザーに対して割り当てたい権限に関連するAPIの識別子。 |
PERMISSION_NAME | 指定のユーザーに対して割り当てたい権限の名前。 |