前提条件
- システムがシステム要件を満たしていることを確認します。
- Git、Node.js、およびnpmがすでにインストールされていることを確認します。
- ほとんどのプラットフォームでは、rootおよび/または管理者権限が必要です。
Windows用のコネクターをインストールする
インストーラーをダウンロードする
Auth0 Active Directory/LDAP Connector for Windows (MSI)ファイルをダウンロードします。- Windows用のAuth0 Active Directory/LDAPコネクター - Current version: 6.1.8 Checksum (SHA1): faf28ef46d1776802128e4f702bc755f3102abd7
インストーラーを実行する
インストーラーを実行し、手順に従います。 AD/LDAPコネクター がWindowsサービスとしてインストールされます。
Auth0へのリンク
インストールが完了すると、ブラウザーにlocalhostを指す画面が表示されます。
LDAPへのリンク
LDAPの設定を入力します。
設定 | 説明 |
---|---|
LDAP Connection String(LDAP接続文字列) | たとえば、 ldap://ldap.internal.contoso.com です。これは、プロトコル + LDAPサーバーのドメイン名またはIPアドレスです。LDAPサーバーは、Active Directoryがインストールされたローカルのドメインコントローラーです。プロトコルは、ldap またはldaps です。ldaps を使用する必要がある場合は、現在のサーバーで証明書が有効なことを確認してください。 |
Base DN(ベースDN) | たとえば、dc=contoso,dc=com です。これは、コネクターが実行するクエリすべてに対するベースコンテナーです。 |
Username(ユーザー名) | たとえば、cn=svcauth0,dc=services,dc=contoso,dc=com です。クエリを実行するためのユーザーの完全な識別名です。 |
Password(パスワード) | ユーザーのパスワードです。 |

テスト | 説明 | トラブルシューティング |
---|---|---|
テスト1 | LDAPサーバーおよび指定されているポートへのTCP接続確立を試行。 | 基本的なネットワーク接続と、接続を妨害している可能性があるファイアウォールの設定を確認します。 |
テスト2 | 提供されたユーザー名とパスワードを使用してLDAPサーバーおよび指定されているポートのLDAPバインドを試行。 | LDAP接続文字列、検索パス、ユーザー名、パスワードを確認します。 |
テスト3 | 指定されたユーザー名の権限を確認するために、ディレクトリに対してLDAP検索を試行。 | 対象ディレクトリのユーザー名の権限を確認します。 |
テスト4 | Auth0サーバーへの接続確立を試行。 | ネットワーク接続と、接続を妨害している可能性があるファイアウォールの設定を確認します。 |
他のプラットフォーム用のコネクターをインストールする
- Auth0 Active Directory/LDAP Connector パッケージを
/tmp
にダウンロードします。
adldap-6.1.8
curl -Lo /tmp/adldap.tar.gz https://github.com/auth0/ad-ldap-connector/archive/v6.1.8.tar.gz
-
パッケージを展開し、依存関係ファイルをインストールします。
-
サーバーを起動します。
node server.js
チケット番号の入力を求めるメッセージが表示されたら、Auth0 Management Dashboardの [Setup AD/LDAP connector(AD/LDAPコネクターの設定)] 画面の [Settings(設定)] タブからのチケットの完全なURLを入力します。 -
LDAP接続および認証の詳細を使用して、
config.json
構成ファイルを編集するよう求められます。 -
node server.js
をもう一度実行して、コネクターを起動します。この時点で、config.json
のLDAP_BIND_PASSWORD
の行がLDAP_BIND_CREDENTIALS
に変わります。 -
コネクターが実行されると、コネクターをデーモン化する必要があります(まだツールを選んでいない場合は、upstartやsystemdを検討することもできます)。たとえば、Ubuntu Xenialでsystemdを使用する場合、
/lib/systemd/system/auth0-adldap.service
ファイルには以下の内容が含まれる可能性があります。 -
node admin/server.js
を実行して、管理者UIにアクセスします。管理者UIがhttp://localhost:8357
で実行され、利用可能になります。
Invalid Ticket
(無効なチケット)のメッセージが表示された場合、最も考えられる原因はネットワークの問題です(たとえばコネクターがプロキシの背後で実行されている場合など)。