pre-user-registration
(ユーザー登録前)トリガーを使用すると、サインアッププロンプトでエンドユーザーが提供したデータ(ユーザーの電話番号や位置情報など)をuser_metadata
に追加することができます。このデータを任意で検証して、プロンプトに検証エラーを表示することもできます。
前提条件
サインアッププロンプトにフィールドを追加する
入力ポイントを使ってプロンプトにカスタムフィールドを挿入するには、Management APIを使用します。この例では、以下のコンテンツをulp-container-form-content-start
の挿入ポイントに追加します。

ユーザー登録前トリガーにアクションを作成する
カスタムのpre-user registration(ユーザー登録前)アクションを構築するには、[Actions(アクション)] > [Library(ライブラリー)] > [Build Custom(カスタムの構築)] に移動します。
onExecutePreUserRegistration
ハンドラーを更新します。
api.validation.error
を呼び出して検証エラーを送信してから、アクションをデプロイすることもできます。
フローにアクションを追加する
[Actions(アクション)] > [Flows(フロー)] > [Pre User Registration(ユーザー登録前)] > [Add Action(アクションの追加)] > [Custom(カスタム)]に移動し、新しいアクションを登録フローにドラッグ&ドロップしてから、[Apply(適用)] を選択します。
アクションをテストする
テストフローでアカウントにサインアップして、[First Name(名)] フィールドを空のままにします。送信すると、エラーが表示されます。

user_metadataにデータが保存されたことを確認する
[User Management(ユーザー管理)] > [Users(ユーザー)] に移動し、[Details(詳細)]タブでデータが保存されていることを確認します。