- 汎用のマーケティング用ランディングページに**[ログイン]** ボタンを提供して、組織を使わずに、ユーザーをAuth0のログインフローに送る。
- B2B顧客のそれぞれに個別のURL(Acmeユーザーであれば
acme.yourcompany.com
など)があり、ユーザーが組織を使ってAuth0 にリダイレクトされ、Acmeのの[ログイン]ボタンが表示される。
Auth0 Dashboard
Auth0 Dashboardを使用して組織の動作を定義するには、以下を行います。- [Auth0 Dashboard]>[Applications(アプリケーション)]に移動して、組織を構成したいアプリケーションを選択します。
- [Organizations(組織)] ビューを選択して、適切な設定を構成します。
フィールド | 説明 | APIマッピング |
---|---|---|
ユーザーのタイプ | どのカテゴリーのユーザーがアプリケーションにログインできるかを決定します。 オプションには以下が含まれます:
| __ユーザーのタイプ__のマッピング先organization_usage オプション:
|
ログインフロー | アプリケーションにアクセスしたときにユーザーに表示する最初のログインプロンプトを決定します。ユーザーのタイプがビジネスユーザーまたは両方に設定されている場合のみ、このフィールドを構成できます。 オプションは次のとおりです:
| ログインフロー のマッピング先organization_require_behavior オプション:
|
- [Save Changes(変更の保存)] を選択します。
Mangement API
クライアント更新エンドポイントにPATCH
呼び出しを行います。client_id
、mgmt_api_access_token
、organization_usage
、およびorganization_require_behavior
のプレースホルダーをそれぞれクライアントID、Management APIのアクセストークン、組織の使用オプション、組織の動作オプションに置き換えます。
値 | 説明 |
---|---|
CLIENT_ID | Organizationの動作を追加したいアプリケーションのIDです。 |
MGMT_API_ACCESS_TOKEN | update:clients スコープのあるManagement APIのアクセストークンです。 |
ORGANIZATION_USAGE | ユーザーがOrganizationにログインすることに、アプリケーションが対応するか決定します。オプションには以下が含まれます。
|
ORGANIZATION_REQUIRE_BEHAVIOR | アプリケーションへのアクセスでユーザーに提供するログインフローを決定します。organization_usage がrequire またはallow に設定されている場合にのみ適用されます。オプションには以下が含まれます。
|
応答ステータスコード
可能性のある応答ステータスコードは以下のとおりです。ステータスコード | エラーコード | メッセージ | 原因 |
---|---|---|---|
200 | Client successfully updated.(クライアントが正常に更新されました。) | ||
400 | invalid_uri | Invalid request URI.(要求URIが無効です。)メッセージは原因によって異なります。 | パスが有効ではありません。 |
400 | invalid_body | Invalid request body.(要求ボディーが無効です。)メッセージは原因によって異なります。 | 要求ペイロードが有効ではありません。 |
401 | Invalid token.(無効なトークンです。) | ||
401 | Client is not global.(クライアントがグローバルではありません。) | ||
401 | Invalid signature received for JSON Web Token validation.(JSON Web Tokenの検証に無効な署名を受け取りました。) | ||
403 | insufficient_scope | Insufficient scope; expected any of: update:clients .(スコープが不足しています。update:clients が必要です。) | 渡されたベアラートークンのスコープでは許可されないフィールドの読み込みや書き出しが試行されました。 |
403 | insufficient_scope | Some fields cannot be updated with the permissions granted by the bearer token scopes.(一部のフィールドは、ベアラートークンのスコープで付加された権限では更新できません。)メッセージはフィールドやスコープによって異なります。 | 渡されたベアラートークンのスコープでは許可されないフィールドの読み込みや書き出しが試行されました。 |
403 | operation_not_supported | The account is not allowed to perform this operation.(アカウントには、この操作の実行が許可されていません。) | アカウントにこの操作の実行が許可されていません。 |
404 | inexistent_client | Client not found.(クライアントが見つかりません。) | 存在しないリソースです。指定されたアプリケーションは存在しません。 |
429 | Too many requests.Check the X-RateLimit-Limit, X-RateLimit-Remaining and X-RateLimit-Reset headers.(要求が多すぎます。X-RateLimit-Limit、X-RateLimit-Remaining、X-RateLimit-Resetヘッダーを確認してください。) |