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始める前に

  1. 以下のスコープを有効にして、マシンツーマシンアプリケーションを作成します。
  • read:users
  • update:users
  • create:users
  • read:users_app_metadata
  • update:users_app_metadata
  • create:users_app_metadata
  1. マシンツーマシンアプリケーションの資格情報を使ってVault接続を追加します。
Forms for Actionsは、カスタムプライバシーポリシーフローを作成し、app_metadataオブジェクトの下に同意を保存できるようにします。
Dashboard > Actions > Forms > Privacy policy use case
以下のセクションでは、ノードとフローを使用して更新ポリシーフォームを作成する方法と、フォームをログイン後のアクションに追加する手順について説明します。

フォームをゼロから作成する

情報を収集するためのフォームを作成するには、次の手順に従ってください。
  1. [Auth0 Dashboard]>[Actions(アクション)]>[Forms(フォーム)] の順に選択して、フォームエディターを開きます。
  2. [Create Form(フォームを作成)] > [Start from scratch(初めから作成する)] の順に選択します。
特に設定を変更しない限り、新しいフォームには開始ノード、ステップノード、および終了スクリーンノードが含まれます。
Dashboard > Forms > Use Cases > Form

ステップノードを構成する

ステップノードは、ユーザーに表示されるグラフィカルインターフェースです。次の手順に従って、ステップノードにフィールドを追加し、新しい同意の値を収集します。
  1. [Components menu(コンポーネントメニュー)] から [Rich text(リッチテキスト)] フィールドを Step(ステップ) ノードにドラッグします。
    • Rich text(リッチテキスト) :プライバシーポリシー更新の説明を入力します。
    • [Save(保存)] を選択します。
  2. [Legal(法務)] フィールドを Step(ステップ) ノードにドラッグします。
    • Idprivacy_policiesを入力します。
    • Required(必要) :チェックボックスを有効にします。
    • Legal(法的文) :「I agree to the Privacy Policy(プライバシーポリシーに同意します)」と入力します。
    • [Save(保存)] を選択します。
  3. [Publish(公開)] を選択して保存します。
Dashboard > Actions > Forms > Use case privacy policy step node

フローノードを構成する

次の手順に従って、 Step(ステップ) ノードの後に Flow(フロー) ノードを追加し、app_metadataを更新して認証フローを再開します。
  1. フォームエディターの下にある [Flow(フロー)] を選択します。
  2. Step(ステップ) ノードと Ending Screen(終了画面) ノードの間にある既存のリンクを削除します。
  3. 新たに [Flow(フロー)] > [Click to add a flow(クリックしてフローを追加する)] > [Create a new flow(新しいフローを作成する)] を選択します。
    • [Name(名前)] フィールドにUpdate app_metadataと入力します。
    • [Create(作成)] を選択します。
    • [Save(保存)] を選択します。
  4. 下の画像のように Flow(フロー)ノードStep(ステップ) ノードと Ending Screen(終了画面) ノードにリンクします。
  5. [Publish(公開)] を選択して保存します。
Dashboard > Actions > Forms > Form
Auth0ユーザーの更新アクションをフローに追加するには、次の手順に従います。
  1. [Update user_metadata(user_metadata更新)] *** フロー* を選択してから [Edit flow(フローの編集)] を選択し、新しいタブにフローエディターを開きます。
  2. アクションの [Start(開始)] の下にある [+] アイコンを選択し、 Update user(ユーザー更新) アクションを追加します。以下のフィールドに入力して、 [Save(保存)] を選択します。
    • Connection(接続) :ドロップダウンからM2MアプリケーションへのVault接続を選択します。
    • User ID(ユーザーID){{context.user.user_id}}と入力します。
    • Body(ボディー) :以下のコードをコピーして貼り付け、privacy_policiesとprivacy_policies_timestampのプロパティを含むapp_metadataを更新します。
      {
        "app_metadata": {
          "privacy_policies": true,
          "privacy_policies_timestamp": "{{ functions.toTimestamp() }}"
        }
      }
      
    • [Save(保存)] を選択します。
  3. [Publish(公開)] を選択して保存します。
Dashboard > Actions > Forms > User case privacy policy code
Update app_metadata フローは、privacy_policies true値をapp_metadataオブジェクトに追加し、ヘルパー関数を使ってタイムスタンプを生成します。

フォームのレンダーコードを取得する

フォームのレンダーコードを取得して、カスタムのログイン後アクションでフォームを視覚的にレンダリングするには、以下の手順に従います。
  • フォームエディターから <>[Render(レンダー)] を選択します。
  • [Copy(コピー)] を選択します。
Dashboard > Actions > Forms > Form > Embed

ログイン後のアクションを作成する

ログイン後のアクションを作成してフォームをレンダリングするには、次の手順に従います。
  1. [Auth0 Dashboard]>[Actions(アクション)]>[Flows(フロー)]>[Login(ログイン)] に移動します。
  2. [+] アイコンを選択し、 [Build from scratch(初めから構築する)] を選択します。
    • Name(名前)Render Update Policy Form(更新ポリシーフォームのレンダリング)と入力します。
    • Trigger(トリガー) :[Login / Post Login(ログイン/ログイン後)]を選択します。
    • Runtime(ランタイム) :推奨バージョンを選択します。
  3. [Create(作成)] を選択します。
ログイン後のアクションを構成するには、以下を行います。
  1. 既存のコードをコードエディターから削除します。
  2. フォームのレンダリングコードをコードエディターに貼り付けます。
  3. コードを編集して、フォームをレンダリングする条件ロジックを定義します。
    /**
    * @param {Event} event - Details about the user and the context in which they are logging in.
    * @param {PostLoginAPI} api - Interface whose methods can be used to change the behavior of the login.
    */
    exports.onExecutePostLogin = async (event, api) => {
      const FORM_ID = 'REPLACE_WITH_YOUR_FORM_ID';
    
      if (event.user.app_metadata.privacy_policies !== true) {
        api.prompt.render(FORM_ID);
      }
    }
    
    exports.onContinuePostLogin = async (event, api) => { }
    
    上の例にあるコードでは、ユーザーのアプリメタデータにprivacy_policiesプロパティがない場合にフォームが表示されます。
  4. [Deploy(デプロイ)] を選択します。
  5. [Render Update Policy Form(更新ポリシーフォームのレンダリング)] アクションを Login(ログイン) フローにドラッグ&ドロップします。
    Dashboard > Forms > Use Case > Render update policy form login action
  6. [Apply(適用)] を選択します。

実装をテストする

次の手順に従って実装をテストします。
  1. app_metadata属性のprivacy_policiesに値がない既存のユーザーとしてログインします。
  2. ログインフローのログイン後アクションがフォームをレンダリングして、同意を求めます。
  3. [Auth0 Dashboard]>[User Management(ユーザー管理)]>[Users(ユーザー)] に移動し、ユーザーを見つけて、app_metadata属性のprivacy_policiestrue値とタイムスタンプが含まれていることを確認します。
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